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2012-02-26

「憲法、改正より破棄を」 石原慎太郎知事

「憲法、改正より破棄を」 石原慎太郎知事http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120221/lcl12022120590006-n1.htm  



要は、押し付けられた憲法を破棄して
日本人による日本人の為の憲法を作り治せ、ってことでしょ?
過激だが言ってる事は分かる。



60年以上も使い続けてきて、今更「押し付けられた」とか言っても説得力無いわぁ。



でもそれは、『法秩序』という概念そのものに喧嘩売ってる
そんなことするなら、まだ現行憲法下で我慢する方がずっとまし
こういうこと言ってるから、総理の器じゃないんだよな~>石原



実はそうでもない。
今の憲法は成立その物に正当性を欠くから、それを使い続ける事は法理論からいっても本当は大問題なのよ。
そして今の憲法の延長線上の改正では、どんなに中身を替えても憲法としての正統性の得る事は出来ない。
自主憲法という観点からみれば、破棄した上で間髪いれずに新憲法を制定するのが正解。



ぶっちゃけ、憲法の正当性の問題なんて法理論では解けない政治の領域の問題
しかし60年以上使っててクーデターもなしに立法府が破棄するのは、
政治秩序という概念そのものに喧嘩売ってる行為
それが許されるなら、次に出来る新憲法も何かあれば容易く破棄されるよ



今の憲法は革命によって制定されたというフィクションによる理由づけで辛うじて有効性を保持している存在で、
実は法秩序の根本的な部分を脅かしているのよ。
土台である憲法の正統性、有効性が揺らぐと、その上に成立する法体系全てが揺らいでしまう危険性を孕んでいる。



そりゃ憲法制定権力が変わってるからな
しかし現行憲法(国民主権)を基に考えれば、現行憲法の正当性は担保されてる
(はっきり言ってトートロジーだが)
それに明治憲法だって、その正当性(君主主権)を担保するには天孫降臨にまで遡る必要があるし、

そういう議論は法哲学上は有意義かもしれないけど、
実際的問題を解く上ではあまり触れなくても良い部分だと思う
この場合に一番考えなければならないのはデュー・プロセスの問題





つまり大日本帝国憲法に基づいて憲法改正するんです?



今の憲法も手続き上はそうしてるよね。



ちなみに8月革命論を元にして現行憲法の破棄を主張するのは筋が悪い議論

8月革命論とは、君主主権から国民主権へと移行した理由付けを
「8月15日の敗戦の日を以って、憲法論的には革命が起きたのと同じ状態になった」
と説明する説
(憲法改正では主権の所在を変更できない、という認識が根底にある)
この考え方に拠れば、現行憲法の権威付けは国民の保持する主権そのものに由来することになる
(だから論理的に言えば、日本国憲法→国民主権→日本国憲法の正当性を担保、と循環論法的になる)

とまあ論理的にも憲法学的に現行憲法は(突き詰めて考えれば)筋が悪いんだけど、
だからと言ってそれを破棄して良いかというとそれはまた別問題
仮に破棄して新憲法にするとしても、今更君主主
権に戻す訳にはいかないから当然国民主権となる
でも国民主権により権威付けられていたはずの現行憲法を超法規的に破棄して、
新憲法も国民主権でやっていくってのは現憲法の視点からも明治憲法の視点からも
極めて筋の悪い話になってしまう
破棄する論拠が押し付けだとか自主憲法制定だとかの、手続論の領域の話なら尚更のこと




>(憲法改正では主権の所在を変更できない、という認識が根底にある)
この認識自体がおかしいと思うんだけどねえ。
今現在主権を持ってる人間が他に移譲する事ができない理由って何?




実際上は憲法制定・改正は政治的問題であることが殆どなんだけど、
法理論上では憲法改正条項というのは、以後の憲法制定権力(≒主権)を制度化し制限するものだと解釈できる
つまり改正条項を定めた以上は、主権者であってもその権能は無制限ではなく、
ちゃんと手続に則って憲法を改正しなさいよ、ということ

これは逆から言えば、憲法改正条項の権限が憲法制定時の主権から分け与えられたものであることを意味し、
よって改正手続によって主権の所在を替えることはその権限を超えている、と考えられるわけ
(実際上はその時々の政治事情によって、そんなのは無かったことにされる場合が多いけど)
例えれば、windowsの機能としてOSをバージョンアップすることはできるけど、
OSをlinuxに入れ替えることはバージョンアップとは言えないよね、ということ

主権の移譲については概念上はできないこともないけど、
主権を移譲や分有する場合には、手続論的にはそれなりの象徴的な儀式が必要だと考えられる
憲法学的には、国民主権・君主主権の他にも君民分有主権だとか連邦制だとか色々考えられるが



なんだか面倒くさい法理論で議論しているようだけど、

御名御璽付きで大日本国憲法の改正という手続きにのっとって行われている以上、
現憲法無効を唱える輩は不忠の極みである事を思い知るべきだと思う。




>憲法改正条項の権限が憲法制定時の主権から分け与えられたものであることを意味し、
>よって改正手続によって主権の所在を替えることはその権限を超えている、と考えられるわけ

前者が憲法改正無限界説、後者が憲法改正限界説、
で後者の立場から提唱されたのが八月革命説だっけ。



元々八月革命説は
現憲法が明治憲法とは断絶した革命憲法である、
って事にしたい左翼系憲法学者が唱えてるんだから
(左翼系じゃない憲法学者なんていないに等しいけど)
不忠不敬なのは当然だよ
こいつらのお仲間は皇室の伝統と正統性も
新憲法によって一旦断絶して
新しく国民の総意で象徴天皇なる新制度が作られた事になってたりするし
(連中の言い分では
国民の総意によって立場が保証されてるだけだから

国民の意思でいつでも廃位出来る
という理屈になってる)


>廃位
www
天皇は国家の所有物だって前提が無いと成り立たない理屈だわwハライテー


>(左翼系じゃない憲法学者なんていないに等しいけど

こんな状態だから、まともに憲法が議論されないだろうね。

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