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2011-10-31

中国にらむ「戦略的空母」 印と東南ア 防衛で連携


中国にらむ「戦略的空母」 印と東南ア 防衛で連携


 「数カ月前に中国の船がアンダマン海で漁民に目撃されたらしいよ。沿岸警備隊が到着したときには、姿を消していたって話だけど」

 インド最東端にある連邦直轄州アンダマン・ニコバル諸島の中心地ポートブレアで、住民からこんな話を聞いた。だが、「多くの住民は中国の存在にあまり関心を持ってない」という。

 ポートブレアはのんびりした港町だ。アンダマン・ニコバル諸島の主要産業は観光で、「エメラルドアイランド」の別名を持つ。全体の8割以上が森林地帯で、希少植物や昆虫が多く生息し、手つかずの自然が残されている。

 だが、のどかな風景とは対照的に、19世紀後半からは、英国からのインド独立を掲げて闘った独立戦士らの流刑地として知られるようになっていった。政治犯を収容した「セルラー刑務所」は今も最大の観光名所だ。

 歴史の波に翻弄されてきた島々は、インド本土から遠いこともあり、中央政府の関心は薄く“忘れられた土地”だった。


□   □


 そのアンダマン・ニコバル諸島は、インドにとって「戦略的空母」(軍事アナリストのアルン・サーガル退役陸軍准将)として存在感を高めている。

 交通の要衝でもあるからだ。インド洋に抜けるほとんどの船舶は、アンダマン諸島とニコバル諸島の間のテンディグリー海峡か、ニコバル諸島南方のシックスディグリー海峡を抜けなければならない。


地元紙エコー・オブ・インディア編集長のO・N・ジャイスワル氏は、「中国はうれしくはないだろうが、戦争が起こった場合、インドはアンダマン・ニコバル諸島のおかげでシーレーンを封鎖できる立場にある」と語る。

 また、アンダマン・ニコバル諸島は、インドの排他的経済水域(EEZ)の30%を占める。大陸棚は約1万6千平方キロで、豊富な海底資源の存在も期待される。インドにとっての重要性は明白であり、インド洋への展開をもくろむ中国には邪魔な存在だ。

 中国は、マラッカ海峡封鎖の事態に備えて、パキスタンやスリランカなどで港を整備し、そこと中国を結ぶ鉄道の敷設に動いている。ミャンマーの港湾都市チャウピューもその一つ。ガスパイプラインと鉄道を中国の雲南省昆明市とつなぐ計画がある。チャウピューは、アンダマン諸島の北方に位置することもあり、サーガル氏は「中国は(周辺海域で)活発に活動している」と証言する。


□   □


 アンダマン・ニコバル諸島周辺で今年4月、インドのミサイル実験が実施された際、漁船に偽装した中国船が確認された。情報収集のためとみられる。9月には中国軍機が、同諸島上空に飛来したと報じられた。

 アンダマン諸島北方に位置するミャンマー領ココ諸島には、中国軍の施設があるといわれる。

 中国の動きについて、インド外交筋は「数年前にインドの代表団が現地に入ったが、何も確認できなかった」としている。だが、軍事アナリストのスニル・チョーハン氏は、「中国はココ諸島にアンダマン・ニコバル諸島を監視する施設を整備している」と断言する。


サーガル氏も、「中国はインド洋でソナーの性能を試しながら海底探査を行っているようだ」と語る。


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 インドは2001年、アンダマン・ニコバル諸島に同国で唯一の陸、海、空3軍による統合コマンド(司令部)を置いた。パキスタンとのカルギル紛争(1999年)後、閣僚会議で統合コマンドの必要性が提言されたことを受けての措置だった。

 統合コマンドの取材を国防省に申し込んだが、「外国人」という理由で、関係者へのインタビューや施設訪問には一切応じてもらえなかった。

 統合コマンドはポートブレアに拠点を置き、海軍が主導する。南北720キロに広がる島や岩礁のパトロール、周辺海域のシーレーンの安全性確保を主な任務とする。沿岸警備隊も指揮下にある。

 この統合コマンドが進めているのが、東南アジア諸国との連携だ。海軍は周辺海域のパトロールをインドネシア、タイ両海軍と実施。インド主催の海軍共同演習「ミラン」は2年に1度実施されており、いまではベトナムやミャンマーなども加わっている。

 狙いは中国への牽制(けんせい)だ。統合コマンドのN・C・マルワル総司令官は、最近発売された国防省発行の雑誌で、東南アジア諸国との連携を深める考えをにじませ、次のように指摘している。

 「統合コマンドは、インドの“ルックイースト”政策に貢献している」


(ポートブレア=インド東部アンダマン・ニコバル諸島 田北真樹子)


http://sankei.jp.msn.com/world/news/111031/asi11103108130000-n1.htm

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